NS系エンジンの腰上交換!
必要な物
8、10、12mmレンチ
ラジオペンチ
割り箸
カッター
ヘッドガスケット
ベースガスケット(必須)
サークリップ(必須)
オーバーホールする場合
ピストン、ピストンリング、ピストンピン、ピストンベアリング、サークリップX2
必要ならばシリンダー
まず青矢印の10mmボルトを外してラジエター液を抜きます 再利用するときはペットボトルや牛乳パックに入れておきましょう。 |
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次にシリンダーをばらします。 初めに赤矢印のラジエターホースを抜きます、はじめは固着しているのでプライヤー等でホースに傷をつけないように剥がすとすぐ抜けます。 次にキャブを外します(省略) 次に緑矢印8mmボルトを外してインマニを外します。 ヘッド外すと点火プラグはずしにくいので先に点火プラグも外しておきましょう。 最後に青矢印の12mmナットを緩めます。 |
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12mmナットを緩めてシリンダーヘッドをバリッと剥がすように外します。 外れにくい時はゴムハンマー等で軽く叩いてみましょう |
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次にシリンダーを外します、外す前に車体を傾けるなどしてシリンダーからなるべく冷却水を出しておきましょう。 大抵シリンダーはガスケットでエンジンに固着しているのでゴムハンマー等で軽く叩いて外します。 もしもクランク内に冷却水が入ってしまったら水抜き剤とガソリンをクランク内に入れて細いホースで抜きましょう。 少量ならこのあとエンジンかけたら蒸発して消えます。 |
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シリンダーをピストンから引っこ抜きました。 クランク内にゴミが入らないように綺麗なウエス等で塞いでおきましょう。 管理人は汚いぞうきん使用 1 シリンダー 2 リードバルブブロック 3 シリンダーヘッド (ヘッドガスケットが貼りついてます) 4 インテークマニホールド(インマニ) 5 ピストン |
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次にピストンを外します ピストンはサークリップで固定されているのでサークリップをラジオペンチ等で矢印の方向に力を入れて外します。 基本的にサークリップ再利用はダメです。 走行中に外れて焼きつき、腰上終了です。 しかし管理人はアホなので曲げないように外してそのまま再利用♪(死 |
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サークリップを外したらピストンピンを逆側から押して引き抜きます。 ピストンピン外したらもちろんピストン外れます。 ピストンピンのベアリングの当たるところに少しでも段差がある場合はベアリング共に要交換。 レーサーエンジンを作る場合はピストンピンに焼けが出ていたら要交換。 もちろん管理人は貧乏なのでそのまま使用。 |
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次にピストンリングの外し方です。 まず写真の様に親指で片方を固定しもう片方を広げながらピストン上部にもっていき写真の人差し指がある辺りまで外します。 途中まで外したら青矢印の方向にリングを動かし 赤→緑のようにずらして外します。 説明微妙ですいません(笑 取りつけ方もこの要領で取りつけしましょう。 無理に広げるとすぐ折れます。 |
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次にトップリングとセカンドリングの見分け方です。 そのままですがトップリングが上にくるリングでセカンドが 上から二番目のリングです。 RNとか刻印が書いてある側が上でトップリングはキーストンリング(切り口が斜め)になってます。 確かNS系リングはセカンドリングに緑のペンキがついてたと思います、一応確認してみましょう。 |
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ピストン再利用する場合は当たりが強い部分を800番あたりのペーパーで修正します。 修正方法は削ったらダメです、削れてクリアランスが増えピストンが首を振り焼けやすいエンジンになります。 削るではなくペーパーでなぞる程度にしましょう。 |
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修正後。 レーサーエンジンの場合は修正する前にピストン交換しましょう。 |
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ピストン装着時のサークリップの取りつけ方法です。 マニュアルではラジオペンチを使いますが、慣れないと力を入れすぎて曲げてしまい、外れて焼きつきを良く聞きます。 ここで割り箸を使い写真のようにサークリップをねじ込みます。 取りつけた後はラジオペンチ等でサークリップを回し切り口を上にします。 このとき軽く動くのであれば取りつけミス、やり直しです。 ピン、ベアリングを入れるときは2stオイルを塗っておきましょう。 |
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次にシリンダー取りつけです。 その前にベースガスケットを綺麗にカッター等で剥がし新しいベースガスケットに交換です。写真で微妙に見えるのは0.5mmガスケットを自分で同じ形に切って作りました。貧乏ならば自作です♪ ピストンをシリンダーに入れるときはリングにオイルを塗り、 リング合い口が必ずピストンのリングのストッパーにあるか確認です、そのまま無理矢理入れるとリング折れます。 確認したらリングを指で押さえるようにして慎重にいれましょう。 あとここですんなりリングが入るようであればリングのへたりです、要交換ですね。 エンジンかけた時にシャーっと音がするのもリングのへたりです。 |
あとはヘッドガスケットシリンダーヘッドを取り付け、キックでピストンを動かしセンター出しをした後
12mmナットを交互に同じ力で少しづつ締めていきましょう。
ディオシリンダー交換
ジョグポート加工
こちらを参考にしてみてください。
組みつけが終わったらキャブ、マフラー、ラジエターホースを取り付けてラジエター液を入れます。
ラジエター液を入れたら必ず一度エンジンをかけて2〜3度吹かしましょう
中のエアが抜け液が減るので水を足してもう一度エンジン吹かしてみましょう。
気泡が出なければOKです。
新品シリンダー交換時は慣らし運転50〜100キロ
リング、ピストンの場合は慣らし5〜10キロ程度しましょう
慣らし運転は初めは5000回転以内、走行距離を増やすにつれて回転数もあげていきましょう。