タイヤ交換方法

バイク屋に頼むとクソボッタクリだけど自分でやると相当お財布にやさしいタイヤ交換♪

まずは必要な道具から。

画面左から
タイヤレバー二本
タイヤゲージ
ムシ外し

タイヤレバーは高くても良いものを買いましょう、一生使えます、ちなみに一本2000円ほど。
お勧めはキジマ(写真左)、KTC(写真右)あたりです。
どちらも先がヘラ状になってて薄いものがいいです。
KTC製の物は先のカーブがきつすぎて使いづらいので万力でぶっ潰したら使いやすくなりました♪

工具が工賃一回分なので買うかどうかはあなた次第。
始めに自分のバイクのホイールを外します。(もちろん)
スクーターリアタイヤ場合の外し方はまずマフラー外して、タイヤを固定してるでっかいナットを外します。
結構堅いからリアブレーキ思いっきり握って、
メガネレンチ等の強い工具で外しましょう。

それでも外れない場合はリアタイヤの後ろにブロック等をおいて車体が後ろにいかないようにします。そしてメガネレンチはめて持つところをおもいっきりハンマーでぶったたくと外れます。
他の方法ではセンタースタンドを立ててリアタイヤを接地させながらリアブレーキを思いっきりかけて、メガネはめて思いっきり蹴ると大抵外れます。

ギア車の場合は・・・
アクスルシャフト抜くだけ、簡単すぎてごめんなさい。

ホイールごと外したら次は空気を抜きます。
ここで必要な特殊工具が「ムシ外し」です。

ムシ外しの突起物をバルブにインサートして半時計周りに攻めます。

そうするとイッちゃいます。じゃなくて・・・
空気が抜け、ムシも抜けます。
これがムシとムシ外し。

ムシ外しはセローに元々ついてたやつを使いました。
リッチな人はホームセンター等に売ってるの買えばいいけど
ヤマハ扱ってるバイク屋に行ってセローのムシ外し注文したら安く手に入るかもね♪

ちなみにこのタイプのムシ外しをタイヤバルブに装着した物が一番使いやすいです!!メーカーのタイヤサービスも使ってるし(マジ
タイヤを交換する時は写真のように下に交換する新しいタイヤを置くとホイールに傷が入りません♪




そしてJOGのタイヤ交換のつもりがいつの間にかNSRのタイヤに(おぃ

JOG等のタイヤ交換の場合は力入れすぎるとリムがひん曲がるのでお手柔らかにしましょう!!
次にビート落としをします。

ビートはビートブレイカーという特殊な道具が無いと外れない!!
と思ってる人が意外に多いですが実は簡単に外せるんです。
万力やクランプでもなく

タイヤレバー一本で♪

まずタイヤレバーを写真の方向でリムとビートの間に刺します。
刺したら矢印の向きにレバーを上げます。

ここであまり深く刺しすぎるとホイールのビート接触部分に傷が入り空気漏れの原因にもなるので注意しましょう。
次に同じ要領で矢印の四箇所あたりをグイグイとレバーで下げていきます。

すると・・・
あら不思議、広範囲に攻めたおかげかビートがどんどん下がってるじゃないですか!!

不思議でもないか・・・
上の写真ぐらいビートが落ちたらあとは簡単♪

レバーのツメをビートとリムの隙間にはめ込み、赤矢印の方向に力を入れながら緑矢印の方向に手でタイヤを押さえ込むようにすると・・・
がばっと外れます。一箇所外れたらあとは簡単♪
外れた周りのタイヤを手で押さえるだけで外れます。


あとは同じような要領で逆側もグイグイっと外しちゃってください♪

こんな感じの外しかたで原付からリッターバイクまでのビートを簡単に外せちゃいます。
さあ、早速タイヤを外してみましょう♪


まずは写真のようにタイヤのビートの両側を
ホイールのリムの溝にグイグイ押し込んでください。
そうする事により押し込んだ逆側にタイヤを外す為の隙間ができます。

タイヤ外しや組み込みはこの「隙間」をうまく利用する事がミソです。


あと小技ですが押し込んでる側の正反対側にタイヤのバルブがありますね?
バルブの正反対を押し込むとバルブの出っ張りが最後まで邪魔にならないので「隙間」を多く取ることができます。
ビートをリムに押し込んだらタイヤレバー写真の向きで突っ込み、ぐいっと上に上げます。
先ほど刺したレバーを左手で押さえておき
もう一本のレバーで10数センチ上のビートを持ち上げます。
そしたら同じ要領で先ほど右手で外した場所の10数センチ上をのビートを持ち上げます。
もうこのくらい外せば左手で止めてたレバーを外していいので
バコッバコッとビートを持ち上げて外してください。
はい、これで片方外れちゃいました。

片方外したらホイールとタイヤを裏返しにします。
裏返しにしました。

次に写真のようにレバーを裏側のリムまでもっていきます。
先程裏側のリムまでもっていったレバーをぐいっと下げて左手で押さえておき
もう一本のレバーを右手で10数センチ上に刺してぐいっと下げます
右手でぐいっと下げたら今度は左手で押さえておいたレバーを抜きます。
つぎに抜いたレバーをそのまま左手で10数センチ先に刺してぐいっと下げます。

こんな感じで右手左手交互にレバーを操って外すと簡単です♪
ある程度外したら後は手でムギュっとタイヤを押してやると外れます。
ムギュっとですよ(笑
はい、ムギュっと外れました。
次はタイヤ組み込みです♪

組み込む前に市販のビートワックスをタイヤのビート部分に塗っておくとスムーズにタイヤ交換をする事ができます。
代用に石鹸水でもOKです、写真はもちろん貧乏石鹸水。

ちなみに今回のタイヤ交換はなにも塗らずにしました。
だってめんどくさかったもん・・・
準備完了したら下に敷いておいた新しいタイヤを古いタイヤの上に置き
写真のようにグイグイとホイールを押し込みます。

ここで注意しないといけないのが・・・
これです。
FOR REAR WHEEL USE ONLY
(こんタイヤはリア用だけんねー)

じゃなくて

矢印マークです。
タイヤ進行方向を間違えないようにしましょう。

言われなくてもタイヤパターン見りゃ分かるってね・・・
あとは簡単です♪

赤矢印のようにレバーをはめて
緑矢印の方向に手でホイールを押し込んだらどんどんホイールがタイヤに入っていきます。

こんな要領で片側をホイールにはめ込んだら次は逆側です。
ホイールごとひっくり返して逆側です。

写真のように一本レバーを刺して左手で押さえておき
右手ではめていきます。


もしタイヤにバルブポイントがある場合はこの時点でバルブとタイヤのバルブポイントを合わせておきましょう。

バルブポイントとはタイヤメーカーによって有ったり無かったりするが、
ある場合は赤や白や黄色の○印が印字してあります。
このバルブポイントはタイヤで一番軽い部分で、ホイールの一番重い部分にあたるバルブの箇所とあわせる事によりホイールバランスの大きなズレを無くす事ができます。

原付の街乗り程度ではホイールバランスはあまり考えなくていいです。
レースや100キロ以上のスピードで旋回する場合は必要かも??
こんな感じでおおざっぱに。
ある程度おおざっぱにはめ込んだら手前のレバーを外して
右手で赤矢印部分を押し込んでリムの隙間に入れるようにしながら
左手にレバーを持ち替えてはめ込んでいきます。


この時右手でタイヤを押し込みながら裏側のタイヤのビートもリムの隙間に入れ込むようにしましょう。
そうすることにより、更に「隙間」ができて、無理な力を入れずにタイヤをはめ込む事ができます。
もうここまで来たらあとは少しずつはめていけばOKです。
タイヤ交換が完了したら最後のビート出しです。

一番簡単な方法はムシをはめていない状態でエアーガンで一気に空気を入れる方法です、この方法はムシを入れて空気を入れるよりも一気に高圧な空気が入るのでビートが出やすくなります。

それでもビートが出ない場合はホイールの内側にある溝にタイヤのビートをすべて入れてください。
そうする事によりタイヤとホイールの斜めってる所が無くなり隙間から空気が抜けにくくなります。
大体これでビートが出ないって事はありません。
帯で縛る等色々手法がありますがこれが多分最強です。

とにかくどんな方法で空気を入れるにしてもビートをリムの内側に入れてしまえば楽勝です。

空気が入ってしまったらバンバンと二回ビートが出る音が出るまで空気を入れましょう。すべりが悪くビートが出にくい場合は石鹸水を流し込んだりパーツクリーナーを吹きかけたりしても効果的です。

あとは空気抜いてムシ装着して空気圧を規定量入れれば終了です♪
今回のタイヤ交換はエアコンプレッサー有り前提でしましたが、もちろん一家に一台の時代じゃないですね(苦笑
コンプレッサー無い場合は近くのガソリンスタンドに行ってエアーもらいましょう♪自分もコンプレッサー無い時はガススタにお世話になってました。


ついでにバルブ交換方法

バルブはゴム製品なので数年経つと硬くなりヒビが入り、空気漏れを起こしてしまいます。

このような事を防ぐ為にビビが入ってるバルブは交換しましょう!!

交換方法は簡単!!

赤線の部分をニッパー等で切るとポロッとバルブが取れます。

バルブが取れたら逆側から石鹸水等をつけたバルブを押し込むだけでOK。
なかなか入りにくい場合はウエス等被せてプライヤー等で引っ張ると一発です。

以上、超簡単でした。

メーカ丸秘情報(たぶん)

どのタイヤメーカーにも表記してあるこの数字。
実は意味ありです

CX4M4103

下四桁の4103
実はこれ製造年月なんです♪
意味は03年の41週目
ってことは2003年10月始めあたりに製造されたタイヤです。
レース等で使うのであれば製造1年以内のタイヤを使うようにしましょう、年を取るにつれ硬化します。
タイヤは生モノです、お早めに(笑


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