プーリー&ウエイトローラ交換
”1”のネジを外してプラスチックカバーとキックペダルを外します。 キックペダルが外れない場合は継ぎ目の所にマイナスドライバーをハンマーで叩き込んで下さい。 |
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この写真にはエアクリーナーが付いてませんが、付いている場合は”1”のネジを外して下さい。 あとは矢印のネジを外してクランクケースカバーを外して下さい。 ネジは外れない場合はドライバーをネジ山にあて、ハンマーでドライバーの尻をたたいてから外して下さい。 それでも外れない場合はCRC556等の潤滑油をつけて1日ほどおいてから外して下さい。 ネジをなめないコツ ・ちゃんとネジ山に合ったドライバーを使う。 ・力の入れ具合は押し7回し3ぐらいで回す。 もしネジをなめてどうしようもなかったらドリルでネジの頭を飛ばして下さい。最終手段です(爆) クランクケースカバーが外れない場合は隙間にマイナスドライバーをいれてこじ開けてください。 |
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プーリーホルダーでプーリーを固定してナットを外します プーリーロックレンチってのもあるけどあれは結構なめやすいのでお勧めではないです。 ロックレンチには滑り止めで自転車のチューブをつけてあります。 |
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各パーツの名称です 1.ドライブフェイス 2.ワッシャー 3.プーリーボス 4.プーリー 5.ランププレート 6.ウエイトローラー ”2”のワッシャーはベルトがすり減った時や、ベルトがプーリの上限まで移動してなかった時に外して下さい。 外したワッシャーはランププレートを入れる前にクランクシャフトに入れておくといいです。 ベルトがどこまで移動してるか調べるにはマジックでプーリーの表面に線を入れておくとマジックが消えてる所までベルトが移動したことが分かります。 写真は外した順に並べてます 他のパーツの正式名称です、覚えておきましょう。 左上から順に ナット コニカルスプリングワッシャ ワンウェイクラッチ クローワッシャ 5のドライブフェイスに付いてるプラスチックのパーツはスライドピースです。 |
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ウエイトローラーのセッティング方法です ウエイトローラーの役目は遠心力でランププレートを押す事によりドライブフェイスとプーリの隙間が狭くなりベルトがどんどん上にあがってギヤ比が上がる仕組みです。 ということはウエイトローラーが重ければ変速が早く行われ、逆に軽かったら変速が遅くなりますね。 ウエイトローラを重くしたら最高速が上がると勘違いしている方も多いですが、そんな事ありません。(少しは関係するけど) ノーマルのままでは燃費を考えてちょっと重めにしてあるので軽くしなきゃいけません。どのくらい軽くすればいいかは、ちゃんとベルトがプーリの上限まで移動してて加速が一番良くなるようにします。マイナス3〜5グラムぐらいかな? ウエイトローラーは写真のように3つにしても大丈夫ですただし、ウエイトローラーは写真のように等間隔に配置しないとバランスが崩れプーリー等にダメージを与えるので絶対にしないで下さい。 あとウエイトローラーにはモリブデン等のグリースを塗ると滑りが良くなり樹脂も長持ちします。塗る際には写真のようにウエイトローラーに薄っすら付着している程度にしましょう、塗りすぎると飛んでベルト等についてしまいます。 チャンバー(マフラー)を社外品に交換した時はパワーバンドが高回転側にずれるのでその分プーリーの変速も高回転で移動してやるようにしないといけません。 もちろん、高回転で程よく移動するには軽くしてやらないといけません。 目安ですが、ノーマルの半分の重さから試してみましょう。 写真のようにノーマルのウエイトローラーを3個抜くと半分の重さになります。 |
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ベルトを取り付ける時はプーリーの回転方向がちゃんと矢印の向きになるようにしましょう。 組みつけはランププレートとプーリーを組み、そのままクランクシャフトに入れます。 次にプーリーボスを入れてワッシャーを入れます、次にベルトはめてドライブフェイスを装着します、この時にプーリーとドライブフェイスの間にベルトを噛まないようにベルトをクラッチ側プーリーに押し込んでたるませておきましょう。 最後に星型ワッシャーを噛ませて王冠型ワッシャー、ワッシャー、17ミリナットをプーリーホルダーで固定しながら締めて終わりです。 |