NS系レース用エンジンの作成法
まず必要な物です。 オイルポンプとキックのメクラ クランクケースカバーガスケット クラッチに不満があればCR80クラッチスプリング2個 (SPクラスはレギュレーション違反かな?) あとは下のほうで紹介してる特殊工具ぐらい |
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まずミッションオイルを抜きます。 エンジン下にある19ミリボルトを外すとオイルが出るので完全に抜きましょう。 ミッションオイル交換もここからオイル抜いて上の黒いキャップから入れるだけです。 |
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次にクランクケースカバーを外します。 車体に乗せたままで作業をする場合は先に青矢印の8mmボルトを外して冷却水を抜いてください。 あとは赤矢印の8ミリボルトをすべて外します。 長年カバーを外したことが無いエンジンは固着して外れないのでゴムハンマーでコンコンと叩きながら外しましょう。 |
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カバーがはずれました。 | |
写真の部品を抜き取ります。 | |
すると写真のような特殊ナット(ロックナット)があるのでまずストッパーをマイナスドライバー等で曲げ外しましょう。 | |
ここで特殊工具が必要となります。 上がクラッチセンタホルダ 下がロックナットレンチにエクステンションバーを取り付けた物 |
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使い方はクラッチスプリングを外しその上からクラッチセンタホルダを取り付け固定します。 あとはロックナットレンチで特殊ナットを外すだけです。 |
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他の方法も紹介します。 もし赤矢印のようなギアがあるのであれば写真のように挟み、固定することができます。 あとは上同様ロックナットレンチで外します。 最悪特殊工具が無い場合はマイナスドライバーでも頑張って叩けば特殊ナットを外すことができます。(おすすめしません) |
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特殊ナットを外し、クラッチアウターごと外すとこんな感じです。 早速オイルポンプを外しましょう。 まず赤矢印のプラスチック製ギアを引き抜きます。 |
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今度はオイルポンプ側です。 ホース類をワイヤー類を外して赤矢印のネジとボルトを外します。 |
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ここのネジはなかなか固く、外れなかったのでドリルでぶっ飛ばしました(汗 | |
外し終えたら裏側から叩くとポロッと外れます。 | |
あとは注文したメクラと適当なボルトで穴を塞いで完成♪ | |
ついでにキックもいらないのでキックギアを外します。 赤矢印のボルトを外して緑矢印の部品とギアを外します |
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ここまできたらかなりすっきり♪ | |
今度はキックシャフトを外します。 メクラを用意してない場合はこのまま取り付けてOKです。 |
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キックシャフトを抜いたらオイルシールをマイナスドライバー等で外します。 | |
そしてメクラ、簡単ですね。 | |
あとはクラッチスプリングを二個だけCR80に交換します。 これでクラッチは固すぎず滑らずのいい感じになりますよ♪ クラッチアウター組み付けの際はバランサーギアとクランクシャフトの合わせを必ずしてください!!そうしないと振動がものすごくなります。 改造方法の バランサーアイドルギアの加工でフリクションを減らす を参考にしてください。 ついでにバランサーギア加工もすると完璧です♪ |
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あとはワイヤーロック穴をドリルであけます。 ワイヤーロックはどんなレースでも基本中の基本なので必須です。 コースにオイルぶちまけるなんか最悪ですからね(苦笑 |
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ギアオイルドレンも同様に。 あとは任意と箇所とワイヤーでつないで固定したら完成です。 |
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次に電装の加工です。 フライホイールをユニバーサルホルダーで固定し、フライホイールの19mmナットを外します。 |
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次にプーラーでフライホイールを外します。 プーラーはフライホイールの奥まできっちり締めこんでください。 あと逆ネジなので注意です。 あとは先端部分をモンキーレンチ等で固定して、十字になってる部分を締め込めばガバッと外れます。 |
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フライホイールを外したらこんな感じ。 既に発電用コイルはずれてます・・・ ついでにエンジン下から出てるギアポジセンサーの配線も要らないのでカットして捨ててください。 |
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これがACジェネレータ 右側の発電用コイルは必要ないので赤矢印のネジを緩め、外してください。 コイルを外すと発電する力がは点火用だけでいいのでかなりのフリクションをカットできます。 |
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次に点火タイミングの調整です。 実際はタイミングライトが無いと調整してもどうなったかわかりませんがひとまず調整できます(汗 調整方法はジェネレータを三箇所止めてる10mmボルトがあるのでそれを緩め、ジェネレータごとずらすだけです。 合わせ位置はエンジン側の緑矢印の突起とジェネレータ側の赤矢印の線です。 ジェネレータを時計周りにずらすと点火タイミングが進み、 逆に半時計周りにずらすと点火タイミングが遅くなります。 レブはするがトルクが無い時は進角気味で、 トルクはあるけどレブが欲しい時は遅角気味で合わせると良いでしょう。 |
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最後に結構有名なお手軽チューンを紹介します。 クランクシャフトの奥にあるオイルシールをマイナスドライバー等で5mm程奥に沈めてください。(確か10mmまでいけたかな??) 沈めすぎると今度はベアリングと接触するので逆にフリクションになります。 クランク室の容積が少なくなって一次圧縮が微妙に上がりトルクアップです♪ |