クラッチ&クラッチスプリング&センタースプリング交換

プーリーロックレンチでクラッチアウターを外します

クラッチの仕組みは見れば分かりますが回転が上がるとクラッチが開きクラッチアウターと擦れて回転がタイヤに繋がる仕組みですね。
どのくらいの回転でクラッチミートしてるか知りたいときはウエイトローラーを超重くして回転がいきなり落ちた所でクラッチミートしてます。

クラッチミート
クラッチとクラッチアウターが滑ってない状態
1.クラッチアウター
2.クラッチ
3.センタースプリング
4.クラッチスプリング
センタースプリング交換
まず専用工具で41ミリのナットを外します。
外すとビヨーンとセンタースプリングが出てくるので、交換して組み付けるだけです。
センタースプリングは堅いのに交換するとベルトの滑りによるロスを防いだり、再加速の時の加速もいい感じになります。
しかしノーマルエンジンで堅くすると逆に遅くなるのでお勧め出来ません。
センタースプリングは堅くするとベルトが下がりにくくなりますよね、ということは下がりにくくなった分ウエイトローラーを重くして変速しやすいようにしないといけませんね。
クラッチスプリング交換
クラッチスプリングを堅いのに交換する事によってクラッチミートの回転を上げる事が出来ます。
つまり、半クラ状態の時間をのばして出だしをよくするのが目的です。
チャンバーなどを入れて低回転が悪くなったときなどに交換すると効果抜群です。
交換はスプリングの付け根にマイナスドライバーを当て矢印の方向に動かし、拡大した図のようにスプリングが半分はずれかかった状態にします。

写真ではばらしてますが別にクラッチを外さなくてもクラッチアウターを外すだけで交換できます。
あとは出てきた所を写真のようにして外します。
取り付けはラジオペンチを使用して付けます