50エンジンポート加工、ヘッド面研でチャンバー車をブッチする!!
夏はエンジン保たないから50エンジン、ポート加工、ヘッド面研、吸排気系ノーマルでひとまずチャンバー車でもブチ抜きたい人はどうぞ!!
これにチャンバー組んだらもっと速いのは当たり前(笑)
まずはシリンダーの排気ポートからいじります。 前と後ろはストレートでポートの横の壁はなめらかな曲線です。 下の図みたいに真っすぐしたいけど気にくわないので段差を付けて変な乱気流が発生しないようにしました。たぶん(爆) |
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排気ポートのシリンダーヘッド側は図の様に曲げてしまうと乱気流が発生して意味無し。 なるべく直線になるようにしましょう!! ”1”の逆側の部分は少し曲げてあげるとトルクが出ます。 |
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排気ポートの形はエンジンチューンの中で一番大事で、今回はポートタイミングは0.5ミリぐらい上に上げて、台形の形をしたポートは上を軽く真っ直ぐにしました。 ここで完全にまっすくにするとドッカンパワーになります(笑) ポートタイミングをあまり上げなかった理由はベースガスケットを二枚重ねしてポートが上がる為と吸気もタイミングを早める為です。 ベース二枚はオススメ!! |
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シリンダーの付け根の部分です。 ここも加工しちゃいます |
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加工した後です。 矢印の部分は半分以下に削って吸気しやすくしました。 |
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排気ポートも広げます | |
これが加工後、青い部分を削りました。 あとは内側を少しだけ広げたくらい |
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削った切り口は斜めに削ってピストンに当たらないようにしましょう!! | |
吸気を広げたらベースガスケットも広げなきゃ意味無し | |
次にクランク室とシリンダーのつなぎ目の部分も邪魔な所は削ります。 さっき切ったベースガスケットをはめると分かりやすいです。 絶対にアルミの粉はクランクの中に入らないようにしましょう!!最悪エンジン壊れます。 |
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加工後。 | |
最後にポートを上げてしかも、ベース二枚重ねにするのでヘッド面研をして下がった圧縮比を上げます。 はっきり言ってこれしないと遅すぎ!! |
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ここまで削りました50番のペーパーで二時間ぐらいかかった(泣) これがいちばんキツイ!! 組み付けるときはたっぷり液体ガスケットを塗ってヘッドガスケット抜きで組み付けました。 |
加工後の結果!!
加速も上の伸びもなかなか良い感じでした。
平地で85キロぐらい長い下りで粘って95ぐらい出ました!!
はっきり言って快適すぎます。
ポートはまだ1ミリ近く上げると良いかな〜って感じです。
プーリーがなんちゃってハイスピードプーリーだからちゃんとベルト端までいどうしてるか不安。
まだまだチャンバー車には勝てるか分かんない。
これにチャンバーいれたら確実に100キロは超えそうな感じするけどな〜
50シリンダーポート加工ばこまスペシャル(今のところ完成品)
このシリンダーは気持は高校生さんの3KJシリンダーを加工したやつです
今までの経験が凝縮された加工なので結構速いかも?
これがノーマル排気ポート |
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こんな感じで加工してみました。 段差はマフラーの付け根が曲がってるからポートと平行にしましょう。 こんな説明で分かるかな? 少ししか見えないけどポートと排気口の境目?は シリンダーの内壁と90度になるようにしましょう。 で、90度にした所から排気口の出口までストレートに加工すると良いと思います。 |
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で、前回加工したとき思ったより回らなかったので前回より横幅は広く、ポートの上も平らで、ポートの高さはノーマルが大体25mmに対して1ミリ削りの24mmにしてみました。 これでヤバヤバなくらい回るはず(笑) でも、計算上じゃポートの高さは20.5ミリにすると効率最高になるはずだけど、50シリンダーじゃ一生パワーバンドまでもっていけないね(笑) ベースガスケット二枚重ねにするから実質23.5mmぐらいになるね。 |
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で逆から見たポートです。 直線で先に行くほど広くなってるのが分かるかな? |
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今度は吸気側の加工。 シリンダーはこんな感じに加工する事によって吸気ポートが短くなり、入り口が広くなるので効率いいと思います。 |
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アップした写真。 上のポートと下のポートの境目はナイフ状に加工して抵抗を減らしてやりましょう。 |
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上からみた写真。 グラインダー使うのへたくそなのでミスった所は液ガスを塗っておきましょう。 |
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肝心なヘッド面研は前よりポートタイミング上がって 圧縮比も結構下がってるから、ヘッドの段差の部分からヘッドガスケット一枚分ぐらい削りましょう。 それでもスカスカになる場合は、あと一枚分がんばるしかないです。 |