なんちゃってハイスピードプーリー
社外品も加工しちゃえ!!

矢印の所の壁を斜めに削ります
これだけでなんちゃってハイスピードプーリの出来上がり

削るには電気ドリルの先に金属用の削るやつつけて削りました。
分かるかな?こんな感じです。
本当は綺麗な放物線が続くように削るのがベストなんですが、全部一緒の形に削る自信がありません(笑)
効果は一目瞭然!!
左のなんちゃってハイスピードプーリーはギリギリの所までベルトが移動してます
右がノーマルです。話にならんです
あと、道具がある人は矢印の部分をベルトがプーリーの一番真ん中までくるまで削って下さい
要するにベルトがプーリーの一番中から一番外まで移動していればOK!!

削りすぎると今度は出だし、低速でのベルト滑りの原因になるから注意です。
しかし、そんな所削るの難しいと言う人はワッシャーをもう一つぐらい付け足しましょう。
そこで、買えば早い話だけど、アルミの板とかアルミ缶でもドリルで削れば簡単に作れます。
今回はちょうど0.5ミリのアルミ板があったので作ってみました。
左からノーマル、なんちゃって、デイトナハイスピードプーリー

社外も意外とベルトが一番真ん中まで行ってないので削っちゃいましょう!!
それかワッシャー追加です。
次にプーリーの矢印の所を平らに削って下さい
削り方は平らな所にサンドペーパーを敷いてプーリーを動かして削っていきます


左が純正で右が加工品
次にドライブフェイスも同じように削って下さい

左が純正で右が加工品

ドライブフェリスはボスが当たる所をむやみに削るとバランスが悪くなりベルト切れ、振動の原因になります。
自信が無い人はボスが当たる所まで削りましょう♪
これは純正品のプーリーとドライブフェイスを合わせたやつです。
要するに最高速を出してる時のプーリーの状態。
これにベルトを乗せるとここまでしかベルトが上がりません。
ということは、どれだけプーリーの外側の壁を削ってもここまでしか上がらないということです。
で、これが加工したやつ
ベルトを乗せてみるとベルトがはみ出るぐらい上がります。
大体削る目安はこの状態にしたときに1〜2ミリぐらいベルトがはみ出ればOK!!

ここまでOKなら後はベルトの幅や長さで決まります。
次に確認してもらいたい事がクラッチの一番中心までベルトが移動しているかどうかです。
ベルトの横幅がありすぎてここまで移動できないのが普通ですが、それじゃ最高速落ちますね。

理想のベルトは長くて、少し消耗して横幅が無くなってるベルトです。


でも削れるまで時間が死ぬほどかかる(泣)
ベルトに白い跡が見えますよね、これがあればちゃんとクラッチの中心までベルトが移動している証拠です。

誰が名づけたか通称「ばこま印」(笑)
それじゃあ最後にベルトが何処まで移動してるか確認してみよう!!
やり方は簡単!!
油性マジックで線を引くだけ♪
そしてこれが走った後です。
ベルトが完全にプーリーの端まで移動して完璧です!!
たぶん大抵の人がこれをクリアしてないはず。
プーリーの端にベルトの黒い跡が残ってたりしたら完全に外まで移動してない証拠!!

これをクリアしたら最高速は全然違います。